ネパール3日目。
朝ゆっくり起きて、友人と今日何をするかを考える。昨日は忙しく観光したから、今日はゆっくりしようということになった。せっかく時間がたっぷりある旅行、セカセカ急いでも仕方ないし、もったいない。そして、明日からトレッキングなので、その準備もすることに。トレッキングの基本的な準備は、もう日本から持ってきているから大丈夫なんだけど、細かいもの。ニット帽とか手袋とかストックとか。旅行会社の人があったほうが便利と言っていたものを調達することにした。
とりあえず、10時ごろカトマンズのダルバール広場へ向かうことにした。昨日行かなかった世界遺産。タメル地区から歩いて20分程度で着く近い場所にある。昨日は全部車移動だったので、今日は徒歩でゆっくりカトマンズを見てみるつもりだ。
身支度を整えて、ホテルの外に出る。2月のカトマンズは夜は寒いけど、昼間は晴れていて日差しがとても温かい。そのため、着脱ができる重ね着が便利だ。タメル地区は、深夜以外はとても騒々しい場所。旅行者が集まっているから仕方ないけど、人の話す声(ネパール人の話し声って大きいと思う)、車の音、クラクションなどなど。夜は、近レストランから大音量の音楽が流れている。静かな環境が好きな人には少々厳しいかもしれない。それにしても、ネパールはゴミが多い。ポイ捨てが普通みたい。目の前でゴミをポイ捨てされると、さすがにビックリする。汚い街は嫌じゃないのかなぁ、ネパール人。私は、絶対に嫌だけど。
カトマンズのダルバール広場へは、タメル地区から南へ向かう。特に迷うような道でもなかったので、簡単な地図があればすぐに行ける。パタンやバクタプルと比べて、やっぱりカトマンズのダルバール広場は都会な印象。建築物はそんなに変わらないと思うんだけど、人が多いのかな。観光客も多いし、ネパール人も多くて混みあっていた。私たちは、ダルバール広場の寺院の片隅に座って、人間観察開始。こんなにも人間観察に向いている場所はないと思う。ネパール人って見てるだけで面白いし。たぶん、ネパール人から見た日本人も面白いんだろう。それにしても、暇そうなネパール人が多い。日本人とは大違い。
ダルバール広場のあとは、近くのジョッチェンという場所でお茶。スノーマンという歩き方にも載っているカフェに行って、プリンを食べた。美味しい~。甘いものを食べると、なんで幸せな気持ちになるんだろう。ダルバール広場でダラダラ、スノーマンでもダラダラした私達は、ゆっくりタメルへと戻っていった。
タメルでは、明日のための買い物を済ませる。ニット帽、手袋、ストック、水筒などを購入。トレッキング用品のお店は、タメルにたくさんある。どれも似たような品物が置いてあり、どこで買って良いかわからなくなる。友人が前来たときに買った店に行ってみた。ここで、登場するのが値段交渉。話には聞いていたけど、実際に値段交渉なんてしたことがなくて、ちょっと戸惑う。もちろん、日本では定価で買い物するから値段交渉や値引きなんてしなくて当然なんだけど、ネパールでは必須らしい。友人が主にやってくれて、最初の言い値の7割くらいまで下がった。すごい~!!!
明日からのトレッキングの荷物も詰めたし、この日は夕食を食べた後、お菓子やビールを買ってきて部屋で乾杯!明日からのトレッキングが楽しみって2人でずっと話してた。
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