キャンジン・ゴンパは標高3800m。こんな高い場所での食事は一体どんなものだろうか?まぁ、豪華なものはもちろん無理。肉類も無理。肉類はキャンジン・ゴンパだけでなく、シャブルベンシより先は食べられないんだけど。だって、車道から歩いて3日もかかる場所なんだから、食材なんて限られてくる。
私はこの日の夕食をダルバートにしてみた。タルカリ(カレー)の具は、ジャガイモと人参のみ。とっても質素。でも、仕方ない。この標高で取れる野菜はそんなものだから。トマトも取れないし。ロッジのおばちゃんが一生懸命作ってくれたから、美味しくいただきました。この辺りでは米も貴重品。ロッジの人は、ロティ(ナンの薄いやつ)を食べることも多いそうだ。たいへんな生活なんだなぁ。
栄養面で心配になっちゃう。ビタミンは足りてるの?たんぱく質は?その他、ミネラルとかも足りてるのかなぁ?子供の成長期には必要だと思うんだけど。単なる旅行者の私達が心配しても仕方ないことなのかもしれないけど。でも、生活できてるってことは何とかなってるってことだろうし。
旅行者としては、ダルバートが質素でも、野菜や肉類がなくても、ヤクのチーズがあればいいんだけどね~。そして、日本での食生活の豊かさを再認識しました。
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